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在庫管理するならアイテムよりSKUで

 
SKU

 
在庫管理をよく行う小売、物流業での会話の中で SKU(エスケーユー)という単語がよくでるかと思います。この単語は、よく利用されますが、アイテムと混同してることが多々あり、意味がわからない方も多いのではないでしょうか?本ページでは事例を含め、アイテム/SKUの違いと、なぜ在庫管理ではSKUが大事なのか?をご紹介させていただきます。


■アイテムとSKUの違いってなに?

まずは、「アイテム」の意味を理解しましょう。一般的によく使われる単語のため、なんとなくイメージがつくかと思いますが、「アイテム」とは1つの商品を示します。アパレル業ですと「プリントTシャツ」「Vネック ワッフルTシャツ」「お仕事Tシャツ」などの具体的な商品名が「アイテム名」となります。
 
では、「SKU」とはどういう意味でしょうか?こちらは「Stock Keeping Unit」の略で在庫管理を行う際の「最小識別単位」を示す単語となります。アパレル業ですと、「プリントTシャツ」という1アイテムに対して、複数のサイズ(S/M/L)があるかと思います。SKUはこのサイズも含めた単位を示しますので「3SKU」となります。また、シャツの場合は色(赤/青/黄)も存在しますのでこの場合のSKUは…
 
1アイテム × 3サイズ × 3カラー = 9SKU
 
となります。「最小識別単位」という単語が分かり難いですが、事例に置き換えると簡単に理解が出来るかと思います。


■実際の事例を含めてご紹介

上記の説明でなんとなくイメージはできたかと思いますが、店舗であるような具体的な数値事例でもご紹介させていただきます。例えば、アパレルのお客様で Tシャツ(商品番号:1000 販売価格:980円)の在庫が30点あり、このうち10点が売れたとします。販売完了後、在庫は20点になりますが、アイテム、SKUで見るとどうなるのでしょうか?
 

アイテム数の変化

[販売前]
商品番号 1000
販売価格 980円
在庫数 30点
在庫高 29,400円
販売価格 0円
[販売後]
商品番号 1000
販売価格 980円
在庫数 20点
在庫高 19,600円
販売価格 9,800円

 
上記のように、販売数量・在庫数・在庫高の変動が分かります。ただ、このような管理方法では サイズ・カラー単位での在庫数や販売動向が確認出来ません。オーナーであれば どのサイズ? どのカラー? などの詳細な売上情報が有った方が良い経営判断ができると思います。そのため、以下のような商品管理をしたほうが便利になります。
 

SKUの変化

[販売前]
商品番号 1000
販売価格 980円
SKU 1 カラー:青色
サイズ:S
在庫数:5点
在庫高:4,900円
販売価格:0円
SKU 2 カラー:青色
サイズ:M
在庫数:5点
在庫高:4,900円
販売価格:0円
SKU 3 カラー:青色
サイズ:L
在庫数:5点
在庫高:4,900円
販売価格:0円
[販売後]
商品番号 1000
販売価格 980円
SKU 1 カラー:赤色
サイズ:S
在庫数:0点
在庫高:0円
販売価格:4,900円
SKU 2 赤色
サイズ:M
在庫数:5点
在庫高:4,900円
販売価格:0円
SKU 3 赤色
サイズ:L
在庫数:5点
在庫高:4,900円
販売価格:0円

 
上記のようにカラー・サイズまで管理することで、商品番号1000の青色サイズSが5点、赤色サイズSが5点売れたことがわかりますよね。この情報を認識するだけで、SKUの売れ筋・仕入れなければならない商品が把握でき人気の無い商品は値下げや返品を行い、次回の仕入れに役立つことになります。在庫管理するなら、SKUのほうが便利ですよね。また、この管理方法を単品管理(SKU管理)と呼んでいます。店舗運営の参考にしてみてはいかがでしょうか?

 
当社の iPadレジ NEXPO(ネクスポ)でも、在庫管理を「アイテム管理」や「単品管理(SKU管理)」で行うことが出来ます。

 

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